美しいかかと


今朝のお風呂でのかかとの手入れはなかなか楽しかった。実は自分でやるのは初めて。かかとにゴシゴシやすりをかけること自体、先月生まれて初めてやった。いつも行ってるネイルサロンにて。さすがプロ!って感じで見違えた。


でもかかとになんて今まで興味はなかった。


「美しい人はすべて美しく隙が無い。それにひきかえ私ときたら、このかかと。こんなきたないかかとでは美しい人の足元にもおよばない。」みたいな文章が古い小説かなんかにあったように思う。もうそんなん、ケっ、ていう感じやった。


だってかかとなんて所詮足のウラやろ?他人様の目に留まるトコでもないし、ましてや自分でもあんまり目に付かないところをなんで気ィつけなあかんのよ?間違ってもかかとにカネなんかかけるもんか!という具合やった。


しかし今年の初め、私は心を入れ替えた。かかとの手入れをちゃんとしようと思った。


だって!帰省した時実家の母のかかとを見たら、私のかかととたいして変わらんかったんよ、キタなさが!!


昔から白くてカタい母のかかとを、私たち姉妹は『やーい鏡餅〜』とかってバカにしてた。その母のと比べても決して見劣りしない(悪い意味で)汚さだった私のかかと。うかうかしてる間に私のかかと年齢は確実に進行していた。想定60歳くらいと思われた。


そして先月、今までもこれからも誰の目にも留まることのないと思われるかかとに私は金を出した。金を取るだけあって(カネカネしつこい)ホント見違えた!すごい!かかと年齢一気に下がる。想定25歳・・いや20歳くらいかナ?ウフ。


しかし先日私は自分の正しいかかと年齢を知る。お泊りのときに、大学の先輩であるM先輩(2つ上・30歳超)のかかとを見てアセった。キレイ!キレイすぎる!私の20歳のときのかかとよりも絶対キレイ!!そしてM先輩はやっぱり美人なのだった。


冷静に分析し、現在の私のかかと年齢は40歳くらいと断定。今後も不断の努力によりかかと年齢を1つでも下げていこうと今はかたく決心している。


美人の条件にかかとの美しさは入っているのだろうか。かかとの美しさ・キタなさはやっぱり遺伝なのだろうか。


美しいかかとへの道は長く険しい。


PS:写真は最近あわてて買ったかかとやすり。かなり使い良い。明日はネイルへまた行きます。せっかく1週間ももってくれたこのネイルもあしたオフされる。もったいない。